【世界卓球】中国追いつめて銀の日本 注目集めた“伊藤美誠監督” パリ補欠同行でも団体ベンチ入りは…

[ 2024年2月25日 00:03 ]

卓球・世界選手権団体戦第9日 ( 2024年2月24日    韓国・釜山 )

伊藤美誠
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 女子決勝で、日本は5連覇中の中国に2ー3で敗れ、5大会連続の銀メダルとなった。ライバルを追い詰めたが、71年大会以来、53年ぶりの世界一にわずかに及ばなかった。

 パリ五輪代表から落選した伊藤美誠(23=スターツ)は、今大会は2試合のみの出場。出番のない試合では応援に回り、チームメートに的確なアドバイスをおくるなど献身的にチームを支えた。その姿はネットでも“伊藤監督”と話題に。この日の決勝でも、チームメートに積極的に助言し、試合後は「私が出場している中でも、本当に過去最高に中国を苦しめた。私自身も試合に出ている以上に楽しかった」と振り返った。

 伊藤はパリ五輪の補欠については「私はリザーブというのは向かないと思う。いかないと思います」と消極的な姿勢を示している。

 仮に補欠としてパリに同行したとしても、団体戦のベンチに補欠は入れず、スタンドからの観戦。ネットではパリでも“伊藤監督”のコーチングに期待する声もあるが、実現の可能性は極めて低そうだ。

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