【卓球】張本智和、妹・美和のパリ五輪決定を祝福「本当におめでとう!!!」初のきょうだい夢切符

[ 2024年2月5日 13:41 ]

張本智和(左)と妹の美和
Photo By スポニチ

 日本卓球協会は5日、パリ五輪の代表候補予定選手を発表し、注目が集まっていた女子の団体戦要員に15歳の張本美和(木下グループ)を選出した。既に男子シングルスで代表入りを決めていた兄・張本智和(20=智和企画)が自身のSNSを通じて祝福した。

 パリ五輪のシングルス代表には全日本選手権終了時点で、選考ポイント1位の早田ひな(23=日本生命)、同2位の平野美宇(23=木下グループ)が決定。団体戦に出場する3枠目は、早田、平野とダブルスが組め、団体のシングルス、ダブルスで活躍が期待できる選手を強化本部が決定するとし、張本と伊藤美誠(23=スターツ)が争う構図となっていたが、女子日本代表の渡辺監督は「(3枠目は)張本選手になった。選考基準となっているようにダブルスが組める。昨年、国際大会に帯同して、戦いぶりや上位選手との成績などを総合的に見て、張本美和選手がふさわしいと思って選出した」と説明した。

 美和は初の代表選出。男子シングルスでの代表入りを決めていた智和と、日本卓球初の兄妹五輪切符となる。智和はきょうだいでの夢舞台に、代表選出の発表を引用し「美和おめでとう!本当におめでとう!!!」と喜びを記した。

 智和は全日本の男子シングルスを制した後、同女子シングルスで準優勝した妹について「五輪の3枠目、僕は妹でいてほしいと。僕は何もできないけど、兄として、男子の選手として、妹が3枠目にふさわしいと思います」と猛プッシュしていた。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年2月5日のニュース