パリ五輪“みうみまひな”黄金世代そろい踏みはあるのか 団体メンバー入りへ張本美、木原が猛アピール狙う

[ 2024年1月26日 17:29 ]

卓球・全日本選手権第5日 ( 2024年1月26日    東京体育館 )

<卓球全日本選手権第5日>女子シングルス6回戦で敗れた伊藤美誠は会見で涙を流す(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪シングルス代表争いが決着した。

 選考ポイントで独走していた早田ひな(日本生命)が既にシングルス代表入りを確定させ、平野美宇(木下グループ)と伊藤美誠(スターツ)が2枠目を争ったが、平野が準々決勝に進出し、伊藤が6回戦で敗れたため、平野が夢切符を獲得した。

 残り1人の団体戦要員は早田、平野とダブルスが組め、団体のシングルス、ダブルスで活躍が期待できる選手を強化本部が決定。2月5日に発表される。

 シングルスの世界ランクでは早田が日本勢最上位の5位、伊藤が2番手の10位、平野が3番手の17位で、張本美和の15位、木原美悠の23位と続く。

 選考ポイントでは伊藤は3位、4位の木原と張本は24・5ポイント差で27日の準々決勝で直接対決となる。選考ポイントでも世界ランクでも最上位の伊藤だが、この日の会見では「私はずっとシングルスで優勝したいと思っていて。団体戦に選出されても出るかは決まっていないけど、落ち着いて、どこまでやるかをしっかりと考えて。昔からの目標は、いいところで辞めたいというのが一番なので。良いところで終わりたいから、欲張って、もうちょっと頑張ります」と含みを持たせるコメントを残した。

 順当なら早田とも平野ともダブルスが組める伊藤が選ばれ、“みうみまひな”の同学年の黄金世代でパリへ。伊藤の動向次第では、木原と張本でアピールに成功した方が選ばれることになりそうだ。

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