ジャパンOP車いすの部　国枝慎吾TDの心情は「恋しさと、切なさと、心強さと」

男子テニス・木下グループ・ジャパン・オープン第5日 （ 2023年10月20日    東京・有明テニスの森公園 ）

国枝慎吾氏
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　車いすの部でトーナメントディレークターを務める国枝慎吾さん（39＝ユニクロ）が午後2時半開始の決勝、小田凱人（17＝東海理化）―真田卓（38＝TOPPAN）戦を前に会見を開いた。

　4大大会で歴代最多50度の優勝（シングルス28度、ダブルス22度）を誇り、パラリンピックでも3度金メダルを獲得。1月に現役を引退したレジェンドは裏方に回り「まだ慣れない部分もある。今の心情は“恋しさと、切なさと、心強さと”ですね。改めてテニスはいいなという恋しさ、選手ではない切なさもある。心強さは後輩への心強さですね。」と語った。

　今大会は海外トップ選手を呼ぶことをに注力した。

　世界ランキングトップ20の全選手に自ら直接連絡を取り、世界9位のウデ（フランス＝52）らの出場を実現。「外国の選手に来てもらうために相当、頑張りました。今回出てくれた選手が大会のことを伝えて、来年からは自然に（外国人選手が）集まる大会になればいいと思います」と期待した。