【世界相撲・ジュニア男子】中量級の三橋条ノ真、無差別級の野田典雅も世界一 団体戦は貫禄の17連覇

[ 2023年10月8日 07:32 ]

ジュニア男子無差別級決勝、モンゴルのラグチャースレン(左)を下して優勝を決めた野田典雅(撮影・前川 晋作)
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 「2023世界相撲選手権大会」が7日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で開幕した。大会第1日、U―18のジュニア選手権が行われた。男子は中量級、重量級、無差別級、団体戦を日本勢が制した。

 軽量級(80キロ未満)は、大倉義経(埼玉栄高2年)が準決勝でウクライナの選手と対戦。中に入られる苦しい展開からつり出しで敗れた。3位決定戦は、ドイツの選手を相手に低い立ち合いから首を入れる体勢で前に出て寄り倒して表彰台を死守した。

 中量級(100キロ未満)は、三橋条ノ真(鳥取城北高2年)が中に入ってのうまい相撲で勝ち進んで決勝に進出。筋骨隆々のブラジルの選手と対戦し、低い体勢で左下手からタイミングよくひねって優勝を決めた。

 無差別級は、野田典雅(和歌山・箕島高3年)とモンゴル代表のラグチャースレン(鳥取城北高2年)が決勝で対戦。右四つがっぷりから野田が力強く引き付けて前に出て寄り倒して頂点に立った。

 8チームのトーナメントで争われた団体戦は、先鋒・斎藤忠剛(埼玉栄高2年)、中堅・西出大毅(和歌山商業高2年)、大将・野田典雅の布陣で出場し、準決勝でモンゴルと対戦した。モンゴルは先鋒・ドゥルグーン(旭丘高2年)、中堅・ラグチャースレン(鳥取城北高2年)、大将・デルゲルバト(旭丘高3年)で、3人とも日本の高校に在籍する留学生。斎藤、西出で日本が2点先取して勝負を決めた。

 決勝はブラジルを相手に、同じく先鋒と中堅が取って勝利。圧巻の17連覇を達成した。

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