バレー石川祐希「ここで決める。切符獲らなければパリでも勝負できない」五輪予選へ公式練習

石川祐希
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　30日から始まるバレーボールの24年パリ五輪予選男子東京大会兼W杯に出場する日本代表が29日、会場の東京・国立代々木競技場で公式練習を行った。90分の時間を使い切り、実戦形式やサーブ練習などを消化。主将の石川祐希（ミラノ）は「やれることはやってきた。良い形でここまで練習も合宿もやれて、結果も出てきてる。しっかり準備をしてきた」と手応えを語った。

　7月のアジア選手権以降は腰の不調で練習参加が少なかったが、25日のカナダ戦で活躍。不安要素はなくなり、腰も「特に問題ないです」ときっぱり。26日には会場に隣接する明治神宮へ必勝祈願を行ったが、「ここで勝つためにやってきた」と運ではなく実力で五輪切符をもぎ取るつもりだ。

　8カ国の総当たりで上位2チームが五輪切符を獲得する。主将として臨む初の五輪予選へ向け「心境の変化はないといけない。キャプテンだし、結果も出ている」と自らプレッシャーをかけ「ここで決める。切符を獲らなければパリ五輪でも勝負できない」と来年の戦いも見据えた。