【ラグビーW杯】見せたイングランドの底力 浴びせたキック42本&4トライ

[ 2023年9月19日 04:41 ]

ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   イングランド34ー12日本 ( 2023年9月17日    ニース )

<日本・イングランド>後半、ローズ(6)がトライを決める(撮影・篠原岳夫)
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 イングランドはセットプレーにSOフォードのキックと、徹底的に強みを生かした隙のない試合運びで、終わってみれば計4トライでボーナスポイントも獲得する完勝劇。

 15年W杯では日本代表のFWコーチだったボースウィック監督は「選手は4トライを奪う方法を見つけた。最後の15分間は加速する必要があったが、その通りに仕事をしてくれた」と称えてみせた。

 前半24分に日本のラインアウトの乱れを突いて一気にトライ。後半26分にはマイボールスクラムを起点に、フォードが利き足ではない左足で大外のスチュワードにパスを通してトライを奪った。浴びせたキックの本数は実に42本。後半にはフォードが蹴るたびにスタンドからはブーイングが起きたが、指揮官は「日本も37本も蹴った。そんな日本を見たことあるか?タフな戦いだったが非常によく戦った」と称えた。

 初戦のアルゼンチン戦はほぼ14人の戦いで完勝し、日本のリベンジも許さず。次戦には出場停止中だったSOファレル主将も帰還。2試合連続でプレーヤー・オブ・ザ・マッチのフォードは「まだ始まったばかり。来週も勝ちたい」と話した。

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