田中希実　レース前日に発熱のアクシデントもアフリカ勢に次ぐ6位

陸上のダイヤモンドリーグ・ファイナル女子5000メートルで6位の田中希実（手前）＝ユージン（共同）
Photo By 共同

　陸上のダイヤモンドリーグ（DL）は17日、米オレゴン州ユージンでファイナル最終日が行われ、女子5000メートルで日本記録保持者の田中希実（ニューバランス）は14分42秒38の6位。グダフ・ツェガイ（エチオピア）が14分0秒21の世界新記録をマークして優勝した。

　女子5000メートルの田中はレース前日に発熱しながらも、自己3番目のタイムで走ってアフリカ勢に次ぐ6位。

　「出ると決めた以上は自分に負けるようなレースはせず、できることはやろうと思った。（タイムを）まとめられたのは良かった」と充実感を漂わせた。

　レースは「経験したことがないペース」で進み、1000メートル付近からは後方で勝負した。優勝したツェガイは世界新記録をマーク。「異次元。自分も少しでも近づきたい」と刺激を受けていた。