バレーボール高橋藍がバスケ河村勇輝から「いい刺激をもらえた」アジア選手権から帰国

アジア選手権が行われたイランから帰国した（左から）関田、高橋藍、石川（撮影・福永稔彦）
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　バレーボール男子のアジア選手権（イラン）で優勝した日本代表が28日、帰国した。ベストアウトサイドヒッターに選出された高橋藍（21＝日体大）は成田空港で取材に応じ「アジアで優勝できてうれしいし、それが五輪予選や、先の大会に向けての自信につながった」と話した。

　イランとの決勝は完全アウェー。第3セット、高橋藍がサーブを打つ場面で観客席からペットボトルが投げ込まれる“事件”も起きたが「ペットボトルが飛んできたことは最初気づかなかったし、気にはしていなかった。アクシデントがあっても自分自身のプレーを見失わずにしっかり集中した」と冷静にプレーし勝利に貢献した。

　前日、バスケットボールW杯で日本が17年ぶりの白星。同じ2001年生まれの河村勇輝が大逆転勝ちの立役者になった。連絡を取り合う友人の活躍に「同年代の選手が活躍し、いい刺激をもらえた」と新たなモチベーションをもらった。

　チームはいったん解散し9月4日から沖縄、東京で合宿。9月30日からのパリ五輪予選（東京）に臨む。「一つ一つのスキルを上げ、フィジカルの面もレベルアップしたい」。若きエースは1カ月後の戦いに備え、さらなる進化を目指す。