アジア制覇のバレー男子日本代表が帰国 石川「特別な雰囲気を味わい、そこで勝てて自信になった」

[ 2023年8月28日 12:33 ]

アジア選手権が行われたイランから帰国した(左から)関田、高橋藍、石川(撮影・福永 稔彦)
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 イランで開催されたバレーボール男子のアジア選手権で3大会ぶり10回目の優勝を飾った日本代表が28日、成田空港着の航空機で帰国した。

 大会最優秀選手に選出された石川祐希は「アジア選手権優勝は(ネーションズリーグに続く)二つ目の目標だったので達成できてうれしい。イランのホームで特別な雰囲気を味わえたし、そこで勝ったことで自信になった」と振り返った。

 26日の決勝では開催国イランと対戦。会場は完全アウェーの雰囲気で、ブブゼラが鳴り響き、選手同士の会話もしづらい状況だったが「声が聞こえない部分は周りの選手を見て連係を取るしかないので、動きを見て判断するしかないなと試合中に話していた」と冷静に対応したという。

 チームはいったん解散し、9月4日から沖縄、同17日からは都内で合宿を実施。

 同25日の強化試合カナダ戦(東京・国立代々木第一体育館)を経て、同30日開幕のパリ五輪予選(同)に臨む。

 8カ国が参加する同予選は上位2カ国に本大会出場権が付与される。石川は「ブロックディフェンスを強化する必要がある。サーブミスも目立った。基本となるサーブとレセプション(サーブレシーブ)を安定させたい」とチームの課題を挙げ「簡単な予選ではないし、負ける可能性もある。覚悟を持って臨む準備をこの1カ月間でしていきたい」と決意を口にした。

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