【世界陸上】泉谷駿介は5位「焦りまくった」スタートで両足ふくらはぎつるアクシデントも力走

[ 2023年8月22日 05:25 ]

陸上・世界選手権第3日 ( 2023年8月21日    ハンガリー・ブダペスト )

男子110メートル障害決勝で懸命の走りを見せるも5位の泉谷(左)。右は優勝したホロウェイ(AP)
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 男子110メートル障害の泉谷駿介(23=住友電工)が、日本人として初めて決勝の舞台に立ち、13秒19で5位入賞を果たした。準決勝でも1組を1位で通過(13秒16)。メダルには届かなかったが、世界レベルの実力をアピールした。

 スターティングブロックを蹴った瞬間に「両足ふくらはぎをつっちゃった。焦りまくった」とアクシデントを振り返る。それでも「うまく使うところを切り替えられて走れた」と走り方を修正しながら5番目のフィニッシュ。「楽しい気持ちでいっぱい。緊張感は特になくいつも通りでできたので、メンタルが強くなったかな」と語った。

 準決勝後、わずか1時間半ほどの間隔はトレーナーに治療を施してもらい、軽めのアップを行った。レース中の「記憶はない」と言い「これ以上つらないように我慢していた」という。

 「しっかり上位に食い込んでメダルを獲りたかった気持ちがある。ちょっと意識したけど、まずは自分の走りを意識した」と振り返った。

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