【ネーションズリーグ・女子注目選手①】火の鳥ニッポン主将・古賀紗理那

[ 2023年5月16日 12:00 ]

火の鳥ニッポン主将の古賀紗理那
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 バレーボール女子の強豪16カ国が参加する国際大会「ネーションズリーグ」が30日に開幕する。日本の最高成績は21年の4位。真鍋政義監督(59)率いる「火の鳥ニッポン」は30日の初戦ドミニカ共和国戦(愛知・日本ガイシホール)から世界最高峰の戦いに挑む。注目選手を3回に渡って紹介する。

 火の鳥ニッポンは9月にパリ五輪予選(東京)を控えるが、ネーションズリーグもまた五輪出場権に影響を与える重要な戦いだ。

 主将の古賀紗理那(26=NEC)は「今年はパリ五輪の切符を懸けた戦いがある。そこに向けてチーム全員で戦っていきたい」と覚悟を口にした。

 13年6月、16歳で代表デビュー。次世代のエースと期待されながら16年リオデジャネイロ五輪は落選。21年東京五輪は初戦で負傷し、4戦目で復帰したものの1次リーグ敗退。だからこそパリに懸ける思いは強い。昨年から主将を務め、リーダーとしての責任も負う。昨秋の世界選手権では8強入り。敗れはしたものの準々決勝でブラジルと接戦を演じ、手応えを持って今大会に臨む。

 昨年末に男子日本代表の西田有志との結婚を発表し、私生活も充実している。古賀は「日本は高さがない分、チームとして戦うことが大切になる」と強豪国との激突を見据えている。

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2023年5月16日のニュース