世界柔道男子100キロ超級銀・斉藤立「本番は五輪」 24年へ収穫「課題が見つかった」

[ 2022年10月16日 04:10 ]

世界選手権から帰国し、取材に応じる斉藤立
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 柔道の世界選手権(ウズベキスタン・タシケント)を終えた日本選手団が羽田空港に帰国し、初出場で銀メダルを獲得した男子100キロ超級の斉藤立(たつる、国士舘大)は「悔しいが今後につながる課題が見つかった。本番はあくまで(24年パリ)五輪」と前向きに振り返った。

 準決勝まで4試合はオール一本勝ちで、うち3試合は豪快な技で投げた。組んだら“無双”を示した一方、課題は決勝で露呈した組み手争いのつたなさ。鈴木桂治監督も「経験値が足りなかった」と指摘した通り、今大会が2度目のシニアの国際大会。来年5月の世界選手権代表に決まれば積極的に国際試合や合宿に参加させる方針で、斉藤本人も「海外で合宿を積みたい。時間はない。有意義に使いたい」と熱望した。

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