大坂 日本で復活だ!東京五輪以来1年2カ月ぶり、連覇懸かる19日開幕東レPPOへ調整

[ 2022年9月18日 05:15 ]

練習で軽快な動きを見せる大坂(撮影・西尾 大助)
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 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンは19日、有明テニスの森公園で開幕する。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。前回19年大会覇者で世界ランキング48位の大坂なおみ(24=フリー)は17日、試合会場で練習を行った。国内でのプレーは昨夏の東京五輪以来、約1年2カ月ぶり。この日は抽選会も行われ、1回戦の相手が世界50位のダリア・サビル(28=オーストラリア)に決まった。

 午前9時にコートに姿を現した大坂は約1時間40分かけてサーブ、リターンなどのショットを入念に確認。ボールを使ったメニューの後には約30メートルのダッシュを4本走るなどフィジカルトレーニングで体に刺激を入れた。練習時間はたっぷり2時間。11日閉幕の全米オープンは前哨戦で腰痛を発症した影響もあり1回戦で敗退したが、この日は患部を気にする様子はなかった。

 大坂は12日に日本入りし、15日から会場練習を開始。連覇の懸かる母国開催の大会へ向け「東京五輪の時は観客がいなくて寂しかった。観客の前でプレーしたい」と意欲を示している。1回戦の相手サビルとは過去1戦して1敗。16年ウエスタン・アンド・サザン・オープンの予選で4―6、2―6で敗れている。19年には世界ランキング1位に就いたが、今夏は得意のハードコートで4大会に出場して1勝4敗。2大会連続決勝進出中の相性の良い大会で復活の糸口をつかめるか注目だ。

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2022年9月18日のニュース