東大生力士・須山 プロ5戦目で初黒星 先場所勝った東俊隆に押し出される「次がまた来ますから」

[ 2022年7月13日 09:51 ]

大相撲名古屋場所4日目 ( 2022年7月13日    名古屋・ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所・4日目>東俊隆(左)に突き出しで敗れる須山(撮影・亀井 直樹)
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 現役東大生の序ノ口・須山(24=木瀬部屋)が2番相撲で初黒星を喫した。東俊隆(23=玉ノ井部屋)と突き合ったが、相手に下に潜られて守勢に回り、押し出された。

 「初黒星?別に…。次がまた来ますから」

 東俊隆とは初土俵となった先場所も前相撲で対戦し、突き出しで破った。日体大出身で昨年の全国学生選手権団体優勝メンバー。本名の今関から今場所改名したホープと1勝1敗となり、「この前と同じ。もろ手で行こうと思った。きょうは向こうの方が強かったという感じ」と淡々と振り返った。先場所、前相撲を3連勝。今場所1番相撲の序ノ口デビュー戦も沢勇(45=式秀)を突き出したことでこの日、5戦目で初黒星となった。

 今場所から部屋の先輩、十両・徳勝龍の付け人を務める。「その日の一番に対してしっかり準備されている。勉強になります」と学業同様、勉強の日々を送っている。

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2022年7月13日のニュース