新浜 500メートル2位、切り替えに苦闘 Sスケート世界選手権スプリント部門

[ 2022年3月5日 05:30 ]

スピードスケート世界選手権スプリント部門の男子500メートルを滑る新浜
Photo By 共同

 スピードスケートの世界選手権第1日はノルウェー・ハーマルでスプリント部門の前半2レースが3日に行われ、男子で2020年大会を制した新浜立也(高崎健康福祉大職)は500メートルで2位、1000メートルは8位で総合5位、北京五輪500メートル銅メダリストの森重航(専大)は同15位となった。女子は山田梨央(直富商事)が8位、辻本有沙(電算)は12位、辻麻希(開西病院)は14位だった。スプリント部門は2日間で500メートルと1000メートルを2度ずつ滑って総合成績を争う。高木美帆(日体大職)らが出場するオールラウンド部門は5、6日に行われる。

 金メダルを期待された北京五輪の男子500メートルで20位に終わった新浜。五輪に集中してきただけに「気持ちを切り替えるのに正直苦労した」という。500メートルは「最低限」という34秒71でデュブルイユに次ぐ2位。しかし1000メートルは「きつかった」と1分10秒を切れず順位を下げた。2年前は日本男子として33年ぶりの総合王者に輝いたが、2度目の栄冠は厳しい状況。25歳のスプリンターは「結果よりも一レース、一レース」と語った。

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2022年3月5日のニュース