小平奈緒の“大親友”イ・サンファさん「おちゅかれさまだよ」 激闘終え、日本語で労い

[ 2022年2月17日 21:35 ]

北京五輪第14日 スピードスケート女子1000メートル ( 2022年2月17日    国家スピードスケート館 )

<北京五輪 スピードスケート>女子500メートル決勝、放送席に座る李相花さん(撮影・小海途 良幹)
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 スピードスケートの小平奈緒(35=相沢病院)に対して、韓国の元五輪金メダリスト・李相花(イ・サンファ)さんが労いの言葉をかけた。

 小平は17日の女子1000メートルでは10位に終わったが、李相花さんはレース後に自身のインスタグラムを更新。小平に対してこれまでの努力を労い、最後に日本語を使って「おちゅかれさまだよ」と優しい言葉を投げかけた。李相花さんは、今大会は韓国国営テレビ局KBSの解説者として来場しており、この日も会場で観戦。レース後、涙ながらに李相花さんが手を振ると、気付いた小平も手を振り返す一幕もあった。

 小平といえば、金メダルを獲得した18年平昌五輪での女子500メートルがファンにも有名。当時の世界女王だった李相花さんと争い、小平が金を獲得。母国での開催で同種目での3連覇を逃し銀メダルに終わった李相花さんが涙したが、レース直後、氷上で互いの国旗を背負いながら抱き合う姿が感動と称賛を呼んだ。

 小平が17位に終わった13日の500メートルで李相花さんは「王冠の重さに勝ってほしかった」と残念がったが、放送ブースでは「諦めるな、頑張れー!」と最後まで小平にエールを送っていた。

 小平は出場する種目がこの日で終了。李相花さんは大会後に、再会したいとの意向を見せている。

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