スノボ・平野歩夢「パーフェクト」五輪本番へ着々2位 超大技「トリプルコーク1440」成功

[ 2022年1月23日 05:30 ]

冬季Xゲーム第1日 ( 2022年1月21日    米コロラド州アスペン )

メダルを手にポーズをとる2位の平野歩夢(左)と3位で弟の海祝
Photo By 共同

 平野歩夢は照準を合わせる五輪本番へ、超大技をしっかりと仕上げてきた。2位で迎えた最終試技。昨年12月のデュー・ツアーでも成功させた斜め軸に縦3回転、横4回転する「トリプルコーク1440」に成功。1カ月前と同様、次の技で転倒して逆転は逃したが、「一つの技としては、めちゃくちゃパーフェクトに決められた」と手応えをにじませた。

 スケボーで出場した東京五輪から半年。年明けからW杯を2連勝し、五輪前最後の実戦でも好仕上がりを見せるなど、順調に階段を上っている。昨季王者の戸塚優斗、ショーン・ホワイトら実力者は不在だったが、ブランクが長かった平野歩に必要なのは、あくまで実戦。「技一つとしての自信はまた上がった」と大きな収穫を得て北京へ向かう。

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