宮原知子は73・76点 2大会連続五輪切符へ「気持ちをリセット」

[ 2021年12月23日 20:41 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2021年12月23日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第1日>女子SP、演技をする宮原知子(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪の代表最終選考会として行われ、女子ショートプログラム(SP)で18年平昌五輪4位の宮原知子(木下グループ)は73・76点だった。

 冒頭のルッツ―トーループの連続3回転をこらえて降り、2回転半、3回転フリップを着氷。切れのあるスピン、ステップも見せた。「大きなミスなく終われてほっとしている」とし「以前のような違和感のある緊張感とは違う、やるぞという緊張感で臨めた」と振り返った。

 GPシリーズ後は拠点のカナダには行かず国内で準備をしてきた。2大会連続の五輪切符が懸かるフリーへ向け「また気持ちをリセットして新しい試合だと思って滑り切りたい」と決意を語った。

 ▼渡辺倫果(65・07点)「去年の悔しい思いから不安になる一面もあったけど、それ以上に自分の練習とか、今までやってきたことを信じてきたし、良いイメージで会場に入って、良いイメージで演技できた。フリーは思いきってトリプルアクセルとかノーミスを目指していきたい」

 ▼横井ゆは菜(59・84点)「なんとかフリーを滑ることになったのはうれしい。久しぶりに試合を嫌だ嫌だで向かわなかった。(フリーは)今日みたいに会場の雰囲気を楽しんで、こんなにたくさんの人に応援していただけてるんだっていうことを感じながら、自分のベストパフォーマンスを出したい」

 ▼山下真瑚(61・84点)「おそらく今日の試合で一番楽しく滑れたかなって思う。それは良かった。私が試合が楽しい時は、すごいたくさんお客さんが見てくれる時なので、久しぶりにたくさんお客さんがいて、楽しみってなって、気持ち良く滑れた」

 ▼青木祐奈(46・90点)「最終滑走で凄いプレッシャーがかかって、今までにないくらい緊張していた。それが、ジャンプのタイミングをうまくつかめなかったと思う。今はすぐに気持ちが切り替えられないけど、また来年この舞台に戻ってこられたらなと思う」

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