第3Rを終えて10位の稲見萌寧が腰痛で涙の棄権 マスターズGCレディース

[ 2021年10月24日 10:14 ]

女子ゴルフ NOBUTA GROUP マスターズGCレディース最終日 ( 2021年10月24日    兵庫県 マスターズGC=6571ヤード、パー72 )

稲見萌寧

 国内女子ツアー屈指の賞金総額2億円を誇る「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」は24日、最終ラウンドがスタート。第3ラウンドを終えて首位と5打差の10位につけていた賞金ランキング1位の稲見萌寧(22=都築電気)が、腰痛のためスタート前に棄権した。前週の富士通レディースから腰を痛めており、練習もままならない状況だった。

 稲見は「なんて言えばいいんだろう…。朝起きて動けなかったです」と涙を流した。開幕前日のプロアマ戦から痛みを抱えていたが、3日目までは痛み止めを服用しながらプレー。ただ、「昨日から痛み止めも効かなくなって、段々悪化して…」と言葉を絞り出した。

 ここまで今季8勝を挙げ、獲得賞金は約2億1449万円。賞金ランキングトップを走っている。コロナ禍で統合された20、21年シーズンも今大会を含めて残り6試合と賞金女王レースも最終盤。総額2億円の高額賞金大会で無念の棄権となった。今後については「とりあえず病院に行きます。間に合えば来週出ますけど、間に合わなかったらお休みします」と語った。

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2021年10月24日のニュース