男子110メートル障害 金井“メダルに最も近い男” 自己記録はリオ五輪銀相当 歯科医目指し今年で引退

[ 2021年6月24日 05:30 ]

金井大旺
Photo By スポニチ

 東京五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)は24日、開幕する。

 男子110メートル障害も、男子100メートルに負けないくらい「世界」を感じさせる史上最速の決戦になりそうだ。

 本命は金井大旺(25=ミズノ)。4月に出した日本記録13秒16は今季世界4位、リオデジャネイロ五輪なら銀メダルに相当する。快挙翌日も「出し切った感じはない」と更新へ自信を見せた。東京五輪を区切りに競技をやめて歯科医を目指すため、今年が最後の日本選手権になる。

 17年から、金井と交互に日本選手権を制している前日本記録保持者の高山峻野(26=ゼンリン)、走り幅跳びもこなす泉谷駿介(21=順大)も東京五輪参加標準記録13秒32を突破。トップ3のほか、村竹ラシッド(19=順大)が今月、13秒35を出した。混戦模様のレースは26日が予選、最終日の27日に決勝を迎える。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月24日のニュース