白鵬 進退懸かる名古屋場所へ「状態良くなっている」右膝手術後初の取材対応

[ 2021年6月13日 05:30 ]

綱打ちを行った白鵬(中央)
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 大相撲の横綱・白鵬(36=宮城野部屋)が12日、3月に受けた右膝の手術後初めて取材に応じ「もう相撲を取る稽古もできていますし、状態は良くなっています」と話した。

 この日は東京都墨田区の同部屋で行われた綱打ちに参加。進退を懸けて臨む名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)で使用する新しい綱を締め「やるたびに引き締まりますよね。今日もそんな感じでしたけどね」と感想を述べた。

 昨年7月場所から6場所連続休場中で横綱審議委員会からは「注意」の決議を継続されている。厳しい状況に追い込まれてはいるが「進退」について問われると「初めは最後の場所という意味なのかと思っていたけど、言葉の意味を理解できるようになりました。進むのか、退くのか止まるのか、というね」ときっぱり。復帰の土俵は1年4カ月ぶりの地方開催となるが「白星がいい薬になると思いますし、一日一日大切にしていきたい。とにかく今はやることをやって、頑張りたい」と意気込みを示した。

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2021年6月13日のニュース