ジャズ連勝 ミッチェルが37得点 ゴベアも奮闘 バックスは3戦目で初勝利

[ 2021年6月11日 14:05 ]

クリッパーズのバトゥームをかわしてシュートに持ち込むジャズのミッチェル(AP)
Photo By AP

 NBA西地区第1シードのジャズは10日、地元ソルトレイクシティー(ユタ州)で準決勝の第2戦に臨み、117―111(前半66―53)で第4シードのクリッパーズを退けてホームで連勝。ガードのマイク・コンリー(33)を脚の故障で欠いているが、17年ぶり7回目の地区決勝進出にあと2勝と迫った。

 第1戦で45得点を挙げたドノバン・ミッチェル(24)が6本の3点シュートなどで37得点、前日に2年ぶり3回目となる最優秀守備選手に選出されたセンターのルディー・ゴベア(28)は13得点と20リバウンド、3ブロックショットを稼ぎ、シックスマン賞を受賞したジョーダン・クラークソン(29)も24得点を挙げて勝利に貢献。ジャズは第3Q序盤で21点をリードしながら第4Q中盤で一時2点を追う展開となったものの、3点シュートを39本中20本成功(成功率51・3%)させて、1万8000人の地元ファンの声援に応えた。

 クリッパーズはレジー・ジャクソン(31)が29得点、ポール・ジョージ(31)が27得点、カワイ・レナード(29)が21得点をマークしたものの連敗。敵地での2試合で白星を挙げることはできなかった。

 東地区第3シードのバックスは地元ミルウォーキーで第2シードのネッツを86―83(前半45―42)で下して1勝2敗。第1Qの終盤でジャズ同様に最大21点をリードしながら第4Q終盤で3点のリードを許したが、この日35得点のクリス・ミドルトン(29)とドリュー・ホリデー(30)がシュートを決めて再び試合をひっくり返した。

 18年ぶりの地区決勝進出を狙うネッツは出だしでつまづいたものの反撃。ケビン・デュラント(32)は30得点を稼ぎ、終了間際には同点を狙って3点シュートを放ったがリングに嫌われた。

 <地区準決勝の組み合わせと経過>
 ▼東地区
(1)76ers―(5)ホークス(1勝1敗)
(2)ネッツ―(3)バックス(ネッツの2勝1敗)
 ▼西地区
(1)ジャズ―(4)クリッパーズ(ジャズの2勝)
(2)サンズ―(3)ナゲッツ(サンズの2勝)
 *カッコ内の数字は地区全体順位

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月11日のニュース