カヌーのインド代表 五輪予選出られず出場権逃す、開催国タイが入国禁止

[ 2021年5月6日 05:30 ]

 カヌーのインド代表が東京五輪予選を兼ねたアジア選手権(タイ・パタヤ)に出場できず、五輪出場を逃したと同国のスポーツメディア「ザ・ブリッジ」が4日に報じた。アジア選手権は1~3日にスラローム、5~7日にスプリントが予定されているが、開催地のタイは新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なインドからの入国を禁止。インドの10選手はドバイ経由での渡航も計画したが、コロナ対策ガイドライン変更により実現せず、五輪出場の最後の可能性が消えたとしている。

 《日本勢出場枠逃す》5日に行われたカヌー・スプリントの東京五輪アジア予選を兼ねるアジア選手権で、3種目に挑んだ日本勢はいずれも出場枠を獲得できなかった。各種目1位が出場枠を得られ、男子カナディアンペア1000メートルの大城海輝(三重県スポーツ協会)当銘孝仁(三条市スポーツ協会)組は3分37秒780で2位。女子カヤックシングル500メートルの多田羅英花(愛媛県競技力向上対策本部)は3位、男子カヤックペア1000メートルの新岡浩陽(滋賀レイクスターズ)青木瑞樹(自衛隊)組は5位に終わった。

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2021年5月6日のニュース