バッハ会長、英タイムズ紙の報道に「フェイクニュース」 JOC山下会長が明かす

[ 2021年1月22日 23:59 ]

IOCのバッハ会長(AP)
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 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)と各国・地域オリンピック委員会(NOC)のオンライン会談が22日に行われ、参加した日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が取材に応じた。

 バッハ会長は日本政府が東京五輪中止を結論付けたという英タイムズ紙の報道について「ルーマー(噂)。フェイクニュースだ」とし、東京五輪に向けての準備状況などを説明した上で「開催に疑いの余地はない」と説明したという。各NOCから開催可否を問う声も出なかったといい、観客数については「夏に向けて(コロナの状況は)好転するだろう。3、4月に見えてくる」との認識を示したことを明かした。

 山下会長は「ベクトルはバッハ会長と同じ」とし、半年後の開催に向けて「大変だろうが、安心、安全な開催ができると信じている。まずは力を合わせて(コロナが)収束に向かうように努力することが基本」と語った。

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