中学男子は工藤颯太が優勝 女子は倉林紅が連覇

[ 2020年10月23日 05:30 ]

スポニチ主催 令和2年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会・東北中学校ゴルフ選手権秋季大会 第1日 ( 2020年10月22日    福島県 棚倉田舎C(高校・中学男子=7027ヤード、パー71、高校・中学女子=6188ヤード、パー72) )

東北中学ゴルフ選手権で男子優勝の工藤(左)と女子優勝の倉林
Photo By スポニチ

 中学男子は工藤颯太(山形・神町3年)が1アンダーの70、女子は倉林紅(宮城・東向陽台3年)が1オーバーの73で優勝した。男女ともに上位5人が来年3月に兵庫・三木GCで行われる全国大会の出場権を獲得した。2日間で行われる高校の部では男子が黒沢大輝(東北3年)と薄井悠真(学法石川3年)が1オーバーの72でトップタイ、女子が遠藤吏紗(学法石川3年)と黒木優香(東北2年)が72のパープレーでトップタイとなった。

 中学男子は工藤が3バーディー、2ボギーにまとめて連覇した。「思い切り打てないので苦手意識があった」という右ドッグレッグの2番と5番をともにパーで耐えるなど、唯一のアンダーパーで実力を見せつけた。全国大会に向け「まだパターが安定しない。中学最後の大会で上位入賞したい」と意気込んだ。

 中学女子の倉林は、前半は5、6番で続けてボギーを叩いて2オーバーで折り返したが、後半は12番と15番でバーディーを取って巻き返した。それでも目標スコアは70だっただけに「優勝はホッとしたけれど納得いかなかった」と自己評価は辛め。今年から3年生も出場できることになり、連覇となった。「楽しみながらも全国では優勝を狙いたい」と大舞台での優勝宣言をした。

続きを表示

2020年10月23日のニュース