米スポーツ界で新型コロナ感染の影響が再燃か? 大学フットボール界の名将が感染

[ 2020年10月15日 10:44 ]

新型コロナウイルスへの感染が判明したアラバマ大のセイバン監督(AP)
Photo By AP

 全米大学フットボールの強豪校として有名なアラバマ大を率いているニック・セイバン監督(68)が新型コロナウイルスに感染し、自己隔離状態に入った。今季3戦全勝でAP通信の2位にランクされているアラバマ大は17日に同3位のジョージア大と対戦することになっているが、ルイジアナ州立大時代を含めて過去6回、チームを全米王座に導いている“名将”は症状は出ていないものの、戦列を離れることになった。

 アラバマ大に新たな検査で陽性反応を示した選手はいないが、グレグ・バーン体育局長の感染も判明。アラバマ大と前週に対戦したミシシッピ大では複数の選手の感染が判明したことも明らかになった。なお同じく17日に行われる予定だったフロリダ大対ルイジアナ州立大戦は感染の影響で延期。NFL同様に大学フットボール界でも日程が変更されるケースが目立ってきた。

 再びロックダウンに入ったオランダやフランス同様、米国では気温が下がってきた秋を迎えて新規の感染者が1日で5万人を超えるなど急増。30以上の州で、過去1週間の感染判明者がその前の週を上回っている。

続きを表示

2020年10月15日のニュース