照ノ富士、痛恨の2敗も…自力で決める幕尻復活V

[ 2020年8月2日 05:30 ]

大相撲7月場所14日目 ( 2020年8月1日    東京・両国国技館 )

正代(上)に寄り切りで敗れる照ノ富士(撮影・久冨木 修)
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 照ノ富士は2敗目を喫し、取材に応じなかった。それでも朝乃山が敗れたため単独トップは変わらず。30場所ぶり2度目の優勝に前進した。正代に対して自分の得意な右四つに持ち込めなかったが、敗因がはっきりしている分、切り替えは容易とも言える。千秋楽の本割で御嶽海に勝てば幕尻優勝が決まる。

 史上初の幕尻優勝となった00年春場所の貴闘力は、13日目から2連敗しながら千秋楽に勝って優勝した。照ノ富士は今場所「やれることをやるだけ」と言い続けてきた。全てを出し切ったとき、序二段からはい上がった男に吉報が舞い込む。

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2020年8月2日のニュース