桐生、五輪延期は「100%プラス」 100メートル決勝進出の目標は変わらず

[ 2020年7月16日 05:30 ]

オンライン取材に応じる桐生
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 陸上男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀(24=日本生命)が15日、オンラインで取材に応じ東京五輪延期について「一年一年成長しているので100%プラス」とし、「100メートルの決勝に残って勝負するという目標は変わっていない」と語った。

 自粛期間中は練習の制限を受けたが、読書など「もし自分が陸上選手じゃなくなったらという考えでいろいろなことをやった」という。現在はトラックでの練習を再開。8月は23日に国立競技場でセイコー・ゴールデングランプリが開催され、29日には3年前に9秒98をマークした福井市の競技場で大会に臨む。10月の日本選手権(新潟)は100メートル、200メートルにエントリー予定で「まずは試合勘を取り戻すこと」と課題を挙げつつ、「日本記録は狙っていきたい」とサニブラウン(フロリダ大)が持つ9秒97の記録更新に意欲を示した。

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2020年7月16日のニュース