張本勲氏 親方と関取が感染…夏場所開催は「難しい やめると言った方が良い」

[ 2020年4月26日 09:48 ]

張本勲氏
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 野球評論家の張本勲氏(79)が26日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にリモート出演。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2週間延期された大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)の開催について「難しい」と私見を示した。

 番組では、日本相撲協会が25日、高田川親方(元関脇・安芸乃島、53)と弟子の十両・白鷹山(25)が新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性反応を示したことを発表したことを報道。このほか、幕下以下の力士4人の感染が確認されたことも伝えた。

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は、夏場所について「何も決定していないが、こういう状況なので専門家の意見を踏まえつつ慎重に検討したい」とコメントしているが、感染拡大の中での開催は難しい情勢となってきている。

 これを受け、張本氏は「難しいね。夏場所はだめなんじゃないかな」と言及。「親方が感染すると、何人かで一緒に(相撲部屋で)生活してるから危険性が多い」と指摘し、「早めに夏場所をやめると言った方が良い」と話した。

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2020年4月26日のニュース