御嶽海、朝乃山との全勝対決制す “元大関候補”の意地

[ 2020年3月14日 05:30 ]

大相撲春場所6日目 ( 2020年3月13日    エディオンアリーナ大阪 )

朝乃山(手前)を寄り切りで破った御嶽海 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 御嶽海が意地の勝利を奪った。朝乃山に右差しを許さずもろ差しとなり、左上手を切って寄り切った。

 「辛抱して勝機を見つけて出るだけだった」。相手の上手投げにも対応し、初優勝した18年名古屋場所(初日から11連勝)以来となる無傷の6連勝とした。長らく大関候補と呼ばれたが、初の2場所連続負け越しにより学生相撲で1学年下の朝乃山と立場は逆転。「意識せざるを得ない相手」を退け、7日目は白鵬との全勝対決に挑む。

続きを表示

2020年3月14日のニュース