奥井 ケガに泣き五輪切符逃すも「言い訳はしたくない これも実力」

[ 2020年3月9日 05:30 ]

レスリング東京五輪代表決定プレーオフ・男子フリースタイル74キロ   奥井2―5乙黒圭 ( 2020年3月8日    東京都・味の素ナショナルトレーニングセンター )

<東京五輪代表決定プレーオフ>奥井真生(下)を押さえ込む乙黒圭祐(C)JWF/Sachiko HOTAKA
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 奥井は自身で獲得した出場枠を逃し「終わってしまったというのが率直な感想」と唇をかんだ。

 4週間前に右膝の前十字じん帯を損傷。手術はせずにリハビリをしながら試合に合わせ、本来とはほど遠い内容にも「言い訳はしたくない。これも実力です」と言い切った。今後については「何も考えられない」としたが、同じ自衛隊で寮の部屋も隣の乙黒圭に「みんなの思いを背負って金を獲って」とエールを送った。

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2020年3月9日のニュース