常翔学園、大勝 プロップ為房、圧巻トライ タックルものともせず15メートル突進

[ 2019年12月30日 13:59 ]

第99回全国高校ラグビー 2回戦   常翔学園83―5大分東明 ( 2019年12月30日    花園ラグビー場 )

<常翔学園・大分東明>前半、タックルをもろともせずトライを決める常翔学園・為房(撮影・大森 寛明)
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 大阪第2地区代表の常翔学園が大分東明を下した。相手のNo.8セコナイヤ ブル(2年)に1トライを許したものの失点はこれだけ。スピードの決定的な差で圧倒した。

 中学時代に柔道の90キロ級で大阪府大会を制し、全中に出場経験のある主将のプロップ為房慶次朗(3年)は前半27分、中央でパスを受けると、そのまま相手の後ろからのタックルをものともせず15メートルほど突進してトライを決めるなど活躍。「足が遅いので追いつかれるかと思った」と苦笑い。「相手にプレッシャーをかけられていい試合ができて良かった。ただ個人技になっていたところがあるので、チームでまとまってトライを取らないと」と次戦以降の課題を挙げていた。

 野上友一監督(61)も「試合の入りでミスしないように」と勝ってかぶとの緒を締めた。

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2019年12月30日のニュース