内村、豪州合宿から帰国 五輪へ「痛」み「無」くす

[ 2019年12月30日 05:30 ]

オーストラリア合宿から帰国し、取材に応じる内村
Photo By 共同

 体操男子の個人総合で五輪連覇の内村航平(30=リンガーハット)が29日、2週間のオーストラリア合宿から成田空港に帰国した。今季は両肩痛に苦しみ、4月の全日本選手権で予選落ち。19年の漢字を問われると迷いなく「痛」と書き込み、「痛かったな」と説明した。20年東京五輪へのカウントダウンが進む中、来年のテーマには「無」を掲げる。「まず痛みをなくしたい」とし、「多少、無理もしないといけない」と話した。

 2月には、再びオーストラリアでの長期合宿も計画。3月18日の「KOHEI UCHIMURA CUP」(高崎アリーナ)を経て、4月以降の代表選考会へ。「6種目ほとんど準備としては終わった。演技に入っていける状態」と言うキングが、夢舞台へ着実に歩を進める。

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2019年12月30日のニュース