坂本 3位発進を反省「凄く慎重にいきすぎた」 連覇へ闘志燃やす

[ 2019年12月20日 05:30 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第1日 女子SP ( 2019年12月19日    東京・国立代々木競技場 )

女子SPで演技をする坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 昨年女王の坂本花織(19=シスメックス)は、69・95点で3位発進となった。冒頭のフリップ―トーループの連続技では後半のジャンプが回転不足の判定。観客から手拍子を受けながらアップテンポな「ノールーツ」を笑顔で演じ終えたが、昨年の2位を下回った。

 「ミスなくまとめようと思ったが、スピードが出なかった。凄い慎重にいきすぎた」と振り返った。GPファイナル出場を逃して試合間隔が空いたが、気持ちを切り替えて滑り込んできた。

 フリーで演じるのは映画「マトリックス」。逆転での連覇を狙う19歳は「ベストな状態で終わりたい。マトリックスを最後まで滑り切りたい」と闘志を高めた。

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