大相撲発展へ有識者会議 山下泰裕氏“柔道目線”の助言

[ 2019年12月10日 05:30 ]

「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第4回会合に出席する全柔連の山下泰裕会長(右から2人目)、中井憲治弁護士(同3人目)ら
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 「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第4回会合が都内で開かれ、柔道界から全柔連の山下泰裕会長、剣道界からは競技歴50年以上の中井憲治弁護士を招き、国際化についての意見交換を行った。

 山下会長は「国際化を通して得たもの、失ったもの」について言及。「日本の心が世界に伝わった」というメリットに加え、「世界の人が見て分かりやすいようになる」と五輪競技になってルールなどが変化せざるを得ないリスクも説明した。

 中井弁護士からは剣道がルールなどを変えずに国際普及に努めている現状とともに、師匠と弟子の関係性についての説明も受けた。

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2019年12月10日のニュース