全日本テコンドー協会 新理事に田辺陽子氏ら推薦

[ 2019年12月5日 02:00 ]

 強化方針を巡ってトップ選手との対立が続く全日本テコンドー協会の新たな理事に、柔道女子で1992年バルセロナ五輪銀メダリストの田辺陽子氏や陸上女子ハンマー投げ日本記録保持者の室伏由佳氏らが推薦されることが4日、関係者の話で分かった。

 新理事は10人ほどになる見通し。日本卓球協会の木村興治名誉副会長も推薦される方針。バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)千葉の島田慎二会長の推薦は既に決まっている。有識者による検証委員会が選定中の新理事は、協会刷新のために全員が外部から招かれる。

 一連の問題で、金原昇会長を含めた全理事が退任する。今後、理事会と正会員総会を経て年内をめどに新体制が立ち上がる。
 政治家や財界人らによる「テコンドーを応援する会」も近く発足する。

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2019年12月5日のニュース