東京五輪開会式で新演出 最後の3カ国を米、仏、日の順で行進 IOC理事会

[ 2019年12月4日 08:41 ]

2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場
Photo By 共同

 国際オリンピック委員会(IOC)は3日、スイスのローザンヌで理事会第1日の審議を行い、2020年東京五輪の開会式の入場行進で最後の3カ国を米国、フランス、日本の順に決めた。開催国の日本は過去大会と同様に最後に登場し、24年パリ、28年ロサンゼルス夏季五輪の各大会の開催国も引き立てる新たな演出になる。

 行進順は最初が五輪発祥国のギリシャ、最後は開催国で残りは開催国の言語に従うが、今後は将来的な開催国が最終盤に登場する方式に変更。このため16年リオデジャネイロ五輪で最後から2番目だった「難民選手団」は、東京五輪ではギリシャの次に行進する。

 東京五輪に向けたドーピング対策の強化として10年間保存する検体数を増やすため、最大で500万ドル(約5億4500万円)を拠出することも決めた。(共同)

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2019年12月4日のニュース