関東大学ラグビー 東海大、逆転勝利で連覇決定的 SO丸山「こから2段、3段上がらないと」

[ 2019年11月17日 05:30 ]

関東大学ラグビー リーグ戦1部

後半ロスタイム、逆転トライを目指す東海大のNo.8レキマ(左)
Photo By スポニチ

 リーグ戦1部の3試合が行われ、東海大は流通経大に後半ロスタイムのトライで逆転勝ちし、6戦全勝とした。前半は5―21と劣勢だったものの、全4トライをモールを起点に奪う強みを生かした戦いぶりで全勝を守った。東海大は30日の大東大戦(秩父宮)に不戦敗しない限り、2連覇が決まる。

 最大16点差をはね返す逆転勝利も、最後まで冷や冷やの展開だった。守備の連係の悪さを突かれ、開始10分までに2トライを奪われた。4トライは全てラインアウトモールが起点で、最後は途中出場のレキマ(1年)がモールから持ち出して押し込んだ。木村季由監督は「内容的には課題だらけ。プレッシャーを感じながら逆転したことは、次につながる」と評価した。

 優勝は決定的となり、全国大学選手権の出場権も確定。後半24分から出場して流れを変えたSO丸山(2年)は「ここから2段、3段上がらないと、大学日本一は遠い」と表情を引き締めた。13日には同選手権決勝が新国立競技場で開催されることが決定。W杯効果が及ばず、空席だらけの秩父宮での試合を終えた丸山は「国立でやりたい」と新たなモチベーションを得ていた。

続きを表示

2019年11月17日のニュース