日本 英国を下し3連勝で準決勝進出 車いすラグビー・ワールドチャレンジ

[ 2019年10月18日 21:56 ]

車いすラグビー・ワールドチャレンジ第3日 ( 2019年10月18日    東京体育館 )

競り合う島川(左から2人目)。右は主将の池
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 1次リーグ最終戦が行われ、A組で世界ランク2位の日本は同4位の英国を57―51で下し、3連勝で19日の準決勝進出を決めた。日本は第1ピリオドでリードを許したが池透暢主将(39=Freedom)が攻守にわたってチーム位をけん引した。日本は準決勝で同1位のオーストラリアと対戦する。 手に汗握るシーソーゲームの流れを引き寄せたのは池主将だった。一つのミスが命取りになる緊迫した序盤戦。第1ピリオドは英国に16―17とリードを許すが、第2ピリオド29―30の場面。池主将のターンオーバーから30―30の同点に持ち込み、日本ペースで後半戦に突入した。

 その後も要所で池主将のターンオーバーから得点につなげ、終わってみれば6点差を付ける快勝。池主将は「相手をコントロールできた。走り勝てました」と胸を張った。

 準決勝では世界ランク1位のオーストラリアと対戦する。オーストラリアにはアジアオセアニア選手権で苦杯をなめているだけに、ホームでは負けられない。池主将は「英国戦にもギアを上げたが、優勝するためにはまたギアを上げないといけない」と事実上の決勝戦を見据えた。

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