星野、日本勢トップの2位 2アンダーで首位と1差 前週予選落ちの鬱憤晴らす

[ 2019年10月18日 05:30 ]

男子ゴルフツアー  日本オープン第1日 ( 2019年10月17日    福岡県 古賀GC=6817ヤード、パー71 )

13番でティーショットを放つ星野陸也
Photo By 共同

 今季国内メジャー最終戦が開幕し、星野陸也(23=フリー)が5バーディー、3ボギーの2アンダー69で回り、日本勢トップの2位につけた。首位は68をマークしたブレンダン・ジョーンズ(44=オーストラリア)。メジャー連勝を目指す石川遼(28=CASIO)は5オーバーの72位と出遅れた。

 前週の予選落ちの鬱憤(うっぷん)を払しょくする好スタート。首位と1打差で初日を終えた星野は「上がりは駄目でしたけど、アンダーで回ることができて良かった。先週まで調子が悪かったので」とホッとした表情を浮かべた。

 3番パー5で第2打をグリーン奥エッジに“2オン”させて1つ目のバーディー。ここから4連続バーディーを奪うなど、一時は5アンダーまで伸ばした。最終18番では投光器がグリーンを照らす中、ボギーを叩いて「サスペンデッドになるかもと焦ってしまった。もっと慎重にやればよかった」と苦笑い。上がり4ホールで3つスコアを落としたが、“貯金”は十分だった。

 前週のブリヂストンオープンで予選落ち。今週はボールを以前使用していたスリクソンZ―STAR XVに戻した。「打感もいいし操作性も良くなった」と復調のきっかけに。自身初メジャータイトルへ「将来海外に行くためにも、シードが必要。日本のメジャー勝ちたいっす」と力強く言った。 (中村 文香)

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2019年10月18日のニュース