フランス、後半逆転許すもDGで再逆転! ロペス「冷静に状況判断できた」

[ 2019年9月22日 05:30 ]

ラグビーW杯2019 1次リーグC組   フランス23-21アルゼンチン ( 2019年9月21日    味スタ )

後半、決勝のドロップゴールを決めるフランスのロペス
Photo By ゲッティ=共同

 フランスが宿敵との死闘を制した。前半の20―3から、フィジカル勝負を挑まれた後半に逆転を許す。しかし20―21の後半30分、途中出場のSOロペスが約35メートルの位置から意表を突く決勝のドロップゴール。殊勲の30歳は「冷静に状況判断できた」と振り返った。アルゼンチンには自国開催の07年大会の開幕戦と3位決定戦で対戦し、ともに敗れた因縁がある。ロペスは「過去の話。大事なのは初戦で勝つこと」と語った。

 《アルゼンチン 一時17点差逆転も…》エンジンがかかるのが遅すぎた。前半は1本目のPG失敗に始まり、攻守で後手に回った。「勢い付いた相手を止めるのは難しかった。40分間、何もできなかった」と主将のフランカー・マテラ。後半3分と14分にラインアウトからモールを押し込みトライを奪うなど一時は最大17点差を逆転したが最後は再逆転を許した。前回4強の雄にとって厳しい船出となった。

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2019年9月22日のニュース