渋野日向子、8打差大逆転Vに「まさか」 宮里藍以来本格参戦1年目でシーズン獲得賞金1億円

[ 2019年9月22日 13:47 ]

<デサントレディース最終日>16番、チップインバーディーを決め、拍手喝采のギャラリーを背にガッツポーズする渋野日向子(撮影・椎名 航)
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 女子ゴルフのデサントレディース東海クラシック(賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円)は22日、愛知県美浜町の新南愛知カントリークラブ・美浜コース(6437ヤード、パー72)で最終ラウンドを行い、首位に8打差の20位からスタートした全英女子オープンの覇者・渋野日向子(20=RSK山陽放送)は4番からの3連続を含む8バーディー、ノーボギーのベストスコア64を叩き出し、通算13アンダーで逆転優勝を果たした。

 これで、今季獲得賞金、生涯獲得賞金が1億円を突破。ツアー本格参戦1年目で賞金1億円を突破するのは、宮里藍以来2人目となった。

 ミラクルVを果たし、「まさか逆転優勝するとは思っていなかったのでびっくりです」と渋野。首位と8打差のスタートに「無理かな」とあきらめの気持ちもあったというが、それでもベストのプレーを心掛けた。

 「3連続バーディーが来たときに、“あれ、いつもと違うな”と」と手応え。「全英オープン優勝から1カ月ちょっと経って、ゴルフでいろいろな葛藤がありましたが、1日目に自分のゴルフができ、今週優勝できてうれしかった」とトレードマークのスマイルで喜びを表した。

 2位に3打差の首位でスタートした申ジエ(32=韓国)は、前半首位で折り返したが、後半にスコアを落とし、リードを守り切れなかった。

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