紀平梨花、ノーミス首位発進 「全てのジャンプを絶対に決めたかった」

[ 2019年9月13日 08:28 ]

フィギュアスケート・オータム・クラシック第1日 ( 2019年9月12日    カナダ・オークビル )

<オータムクラシック第1日・女子SP>SPの演技をする紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 女子のショートプログラム(SP)が行われ、18年グランプリファイナル女王の紀平梨花(17=関大KFSC)は78・18点の高得点を叩き出して首位発進した。2位には18年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(19=ロシア)が75・14点で続いた。

 新プログラム「ブレックファスト・イン・バグダッド」のリズムに乗り、冒頭の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)をクリーンに成功。出来栄え点GOEは5点満点で3・04点を稼いだ。フリップ―トーループの連続3回転、両手を上げての3回転ループも決め、ノーミスの演技だった。

 紀平は「目指していた全てのジャンプを絶対に決めたい思いだった。それができてよかった」と笑顔。13日(日本時間14日)のフリーでは大技4回転サルコーに挑戦する可能性もあるが、「まだ(4回転サルコーを)入れて通したことがないので、迷っているところです」と慎重に語った。

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