競泳・日大男子が12年ぶりV 璃花子応援“完走”来年は選手として「リベンジ」!!

[ 2019年9月9日 05:30 ]

笑顔で記念写真に納まる池江
Photo By 共同

 競泳の日本学生選手権は最終日の8日、東京・辰巳国際水泳場で行われ、男子は日大が12年ぶり37回目、女子は日体大が3年連続20回目の優勝を果たした。白血病と闘う池江璃花子(19=ルネサンス)は今春、日大に入学。一時退院して3日間の全日程で応援に駆け付け「(男子の)総合優勝がとてもうれしかったです。今年は出られなくて本当に悔しかったので、必ずまたリベンジします。GO!日大!」とのコメントを出した。

 応援は体調が安定していたため、実現した。LINEで連絡を取り合う日大同期の吉田啓祐(19)でさえ「当初は璃花子が来るか、来ないか、分からなかった。大会が始まって来ていることを知った」というサプライズだった。池江は体調次第では2、3日目は来場しない可能性もあったが、最後までメガホンを手に声援を送った。表彰式後にはマスクを外し、優勝に沸くチームとともに記念撮影。近日中に病院に戻り、闘病を続ける。

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2019年9月9日のニュース