【八村と一問一答】「最高の出だしになった」 最年少も「チームを引っ張りたい」

[ 2019年8月12日 22:36 ]

<日本・ニュージーランド>第1Q、開始から得点を重ねる八村(右)=撮影・小海途 良幹
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 バスケットボール男子日本代表(FIBAランク48位)は12日、ニュージーランド(同38位)と親善試合を行い、99―89で勝利した。W杯中国大会(8月31日開幕)に向けた重要な強化試合で、NBAウィザーズと契約後の凱旋試合となった八村塁(21)が35得点と躍動。昨年9月17日のイラン戦以来となる代表通算7試合目の出場で、自身最多得点を記録した。14日には再びニュージランドと対戦する。試合後に公式会見に臨んだ八村との一問一答は以下の通り。

 ――試合を振り返って。

 「久しぶりの日本での試合。観客もすごい来てくれて、日本代表として戦えるうれしさがあった。出だしから良くて、良いディフェンスもできた。オフェンスはボールを回して皆でシェアできた。今日は良いバスケットボールが出来たし、最高の出だしになったと思う」

 ――NBA選手として初の日本代表の試合だったが、点数をつけると何点?

 「100点ではないが、W杯に向けた最初の試合で良い出だしだったと思う。ニュージランドは世界的にもリバウンドが強い。そういうチームに課題のリバウンドで競れたのは良かった」

 ――100点に近い?

 「まあ、そうかもしれないですね」

 ――日本代表での役割は?

 「チームで一番年下ですけど、他の先輩に負けないぐらい世界で戦ってきた経験があるので、チームを引っ張りたいと考えている。ディフェンスもオフェンスもインパクトを与えられるプレーを意識しています」

 ――シュートタッチはどうだった?

 「フリースローがあまり入らなかった(14本中7本成功)が、気にしていない。外れる時は外れる。それで何か変える訳ではなく、今まで通りやるつもりです」

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