坂本 今季初戦は出遅れSP6位 3回転ジャンプ2本ミス

[ 2019年8月12日 05:30 ]

フィギュアスケート げんさんサマーカップ ( 2019年8月11日    大津市内 )

女子SPで演技をする坂本(撮影・後藤 大輝)
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 昨季の全日本選手権女王・坂本花織(19=シスメックス)は、今季初戦のショートプログラム(SP)でジャンプを2本失敗し、58・62点の6位と出遅れた。白岩優奈(17=関大KFSC)が68・52点で首位発進した。

 鬼門の試合でまた出遅れた。坂本は3回転ジャンプを2本ミス。自己記録から18・33点も低い58・62点に沈んだ。17年の5位、18年の4位に続き、今大会のSPでつまずいた。

 「久々の緊張感で試合をして足が震えた」

 新プログラム「ノールーツ」はアイスショーで滑っていた。慣らし運転を終えたはずだったが、実戦は雰囲気が全く違った。

 「アイスショーはリンクが小さく、スピードも出していない。ショーでできたから大丈夫と、気が緩んでいた」

 改めて初戦の難しさを実感した昨季の全日本女王。12日のフリーは、練習中のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避する。「最善を尽くしたい」と厳しい顔で巻き返しを誓った。

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2019年8月12日のニュース