初出場アマ安田、70の好発進 18歳存在感「ベストを」

[ 2019年7月26日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権第1日 ( 2019年7月25日    フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71 )

5番、バンカーからの第2打を放つ安田祐香(撮影・沢田 明徳)
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 海外メジャー第4戦が開幕し、初出場したアマチュアの安田祐香(18=大手前大)が4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー、70でホールアウトした。日本のエース、畑岡奈紗(20=森ビル)は1バーディー、3ボギーの73。鈴木愛(25=セールスフォース)は3オーバーの74、比嘉真美子(25=TOYO TIRE)は5オーバーの76と出遅れた。

 18番で1・5メートルのバーディーパットを決めると、安田はホッとしたように表情を緩めた。初の海外メジャーで、初日は1アンダーの70。LPGA公式サイトのインタビューも受けた18歳は「ショットが自信を持って振れたのがスコアになった」と振り返った。

 1番のバーディーで弾みをつけた。第2打をグリーン右に外したが、ピンまで8ヤード地点からチップショットを直接放り込んだ。「めっちゃ難しかったけど上手に打てた」。4番はミスショットがラフで弾んで1・5メートルに寄ってバーディー。6番も2メートルを沈めて3アンダーとし、一時はリーダーボードのトップに躍り出た。12番で第2打のバンカーショットをミスしダブルボギーとしたが、日本勢トップの好発進を決めた。

 緊張のラウンドも、地元出身のキャディー、ボリス・マメット氏(46)に何度も「リラックスしなさい」と励まされて「落ち着いてプレーはできた」という。予選突破は現実的な目標。「明日も自分のベストを」と初々しい笑みを浮かべた。

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2019年7月26日のニュース