ビーチバレー女子・溝江 試合中に熱中症「世界で1番暑い」

[ 2019年7月26日 15:08 ]

試合に臨む溝江
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 26日に東京・品川区の潮風公園で行われたビーチバレーのワールドツアー東京大会で、女子日本代表の溝江明香(29=トヨタ自動車)が試合中に軽い熱中症でプレーを一時中断するハプニングがあった。

 2セット目途中にメディカルタイムアウトを取った溝江は「途中から何も考えられなくなり、視界が狭まったから危ないと思った」と振り返った。テクニカルタイムアウト中も水分を取ったり、チームドクターに見てもらうなど対策をしたにも関わらず症状が出た。「かなり過酷な環境で、世界で1番暑いと思う」と語り、自身として初めてメディカルタイムアウトを取ったことを明かした。

 試合会場のメインビーチは日陰が少なく、予選に出場していたインドア元男子日本代表の越川優(35=横浜メディカルグループ)も「選手テントしか日陰がない」と苦言を呈していた。さらに五輪でも使用予定のビーチの砂は、前日に行われた組織委の暑さ対策の検証では「熱くなりにくい」とされていた。しかし溝江のパートナーである橋本涼加(25=トヨタ自動車)は「あれだけ白い砂なのに熱い。特にサーブゾーンは、掘らないと踏めないくらい」と語った。

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2019年7月26日のニュース