原沢　平成ラストV&連覇へ気合　29日柔道全日本選手権

平成最後となる柔道の全日本選手権の前日会見に臨んだ（右から）原沢、王子谷、ウルフ・アロン
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　柔道日本一を競う全日本選手権（29日、日本武道館）の前日会見が東京都文京区の講道館で行われ、2年連続3度目の頂点を目指す男子100キロ超級の原沢久喜（百五銀行）が「平成最後で2連覇も懸かる。勝ったら歴史に残ると思うが、そういうことを抜きにして優勝したい」と意気込んだ。

　今夏の世界選手権代表選考も兼ねるが、「選考という意識はなく、前に出て技を掛ける柔道で世界選手権につなげる」と話した。大会は体重無差別で行われるため、この3週間は下の階級の選手とも練習。対策万全で、平成柔道史の最後に名を刻む。